カテゴリ:アロマブックレビュー( 10 )




感情地図~心と身体を元気にする最高の方法~ /キャロル・ライトバーガー著

アロマセラピーを含む植物療法や東洋医学、アーユルヴェーダの基本的立ち位置は「ホリスティック」

ホリスティックとは「包括的な」「全人的な」「全体的な」という意味をあらわす英語です

医学や健康を考える時、不調がある「部分」で診るのではなく、身体、心、環境などを含めた「全体」で

人を診るという視点です

不調があらわれたのはどこからか?何が原因なのか?根本的な治癒に必要なものは何か??

現代医療の中心である西洋医学からこぼれ落ちたものをすくい取る方法論にも思えます


今回ご紹介する「感情地図」での健康な状態とは、「肉体、心、感情、精神のバランスがとれていること」

不調は魂・心・身体の分離状態が引き起こすもので、そこと向き合うことが

治癒のスタートだと説明しています

認識することや自分のパターンを知るなどなど、それはそれは奥深い内容です(笑)

魂なんて言葉の響きからちょっと引いてしまうかもしれませんが、著者の伝えたいメッセージは

「自分を癒せるのは自分だけ」というシンプルで力強いもの

それを実践する切り口として「思考・感情・態度・信条・コアテーマ(核となっている主題)」が丁寧に解説

されており、それらが招く身体的な不調(病気)の出方も取り上げています


著者も言っているように、ここで言われていることがすべて正しく、西洋医学を糾弾するものではありません

自分を知るきっかけのひとつ、考え方のヒントとして参考にしてみてはいかがでしょう




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瑠璃色の庭http://www.ruriirononiwa.net
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by ruriirononiwa | 2016-02-18 19:29 | アロマブックレビュー | Trackback | Comments(0)

香りの扉、草の椅子~ハーブショップの四季と暮らし~ /萩尾エリ子 著

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へんな言い方になりますが、上質な翻訳本を読んでいるようでした

海外のアロマセラピストやハーバリストのような繊細で感受性豊かな描

写のセンスと、うつくしい日本語が紡ぎだす優しくて穏やかな世界

ハーブやアロマに興味がなくても、著者が営む“ハーブショップシンプル

ズ”に足を運びたくなるはずです




それはきっと、この本がたんなる知識をまとめたテキスト本ではなく

地に足のついたひとりの女性の生き方を伝える物語だから


発する言葉が重みをもつのは行動が伴っているとき

小手先のものではなく、その人の心根や品格が語感となって響くのかもしれません


ちょっと疲れたり、気弱になったときにこれから何度も読み返す気がします

蓼科の四季おりおりを映したたくさんの写真にも心癒されます

そしていつか、草に埋もれた小さな薬草店の扉をたたいてみたいと強く思ったのでした




瑠璃色の庭
http://www.ruriirononiwa.net
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by ruriirononiwa | 2015-08-23 13:33 | アロマブックレビュー | Trackback | Comments(0)

<香り>はなぜ脳に効くのか~アロマセラピーと先端医療~ /塩田清二 著

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今年の春にあるテレビ番組で“認知症予防とアロマセラピー”が紹介されて以来

何度目かのアロマブームを実感しています

「脳を刺激するアロマセラピー」と題して行った先日のセミナーでも

皆さんの関心の高さがうかがえました


著者は神経科学の専門で、医療従事者で構成された「日本アロマセラピー学会」の理事長でもあり

まさに“メディカルアロマセラピー”を牽引されている方です

「香りでリラックスする」というイメージ先行になりがちなところを

医学的・化学的見地から丁寧に解説してくれます


「香り(精油)がなぜ私たちの心や体に働きかけることができるのか」を再確認されたい方におすすめです

まだまだ未知の部分が数多くあるアロマセラピー

その可能性に期待がふくらむ1冊です
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by ruriirononiwa | 2014-08-14 12:52 | アロマブックレビュー | Trackback | Comments(0)

精油のブレンド学 /中村あづさアネルズ 著

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日本のアロマセラピーを牽引するトップランナーである著者が

精油と丁寧に向きかってきた軌跡をまとめた1冊

この本の中のすべての一行一行が大変なエネルギーと時間のはてに

生まれてきたことが伝わってきます


いわゆるHow To本と言うよりは、アロマセラピストとしての在り方を問いかけてくる1冊です

そういった意味でも、ある程度精油を扱った経験がある人の方が響くものが多いかもしれません


精油ごとに紹介されているレシピはマンネリ化しつつあるブレンドに風穴を開けてくれるヒントがいっぱい!

「精油を知ること」こそアロマセラピストの原点でありすべてであるということに

改めて気づかせてくれます

自然と背筋がすっとのびるような読後感ですemoticon-0171-star.gif
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by ruriirononiwa | 2014-05-16 21:00 | アロマブックレビュー | Trackback | Comments(0)

アロマテラピー LESSON /林 真一郎 著

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90年代後半 私がアロマセラピーに興味をもち

少しずつ勉強を始めたころに出会った一冊です

巻末を見ると発行が平成7年! なんと20年近く前でした・・・



「アロマセラピー」という言葉が浸透し 学ぶ場が増え情報がたくさん入ってくるようになりましたが

この本で紹介されている内容はアロマセラピーを支えるしっかりした土台として色あせることはありません

“アロマセラピーってなんだろう??”の疑問に十二分に答えてくれます


ちなみにこの本の帯は松任谷由実さんがメッセージをよせています

「エッセンシャルオイルの小びんを“こころの小旅行”と呼び、香りからインスピレーションを受けて

創作活動に結びつけている」と著者あとがきにも紹介されています

精油の可能性を語る素敵なエピソードですねemoticon-0155-flower.gif
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by ruriirononiwa | 2014-01-12 14:43 | アロマブックレビュー | Trackback | Comments(0)

スピリットとアロマテラピー /ガブリエル・モージェイ 著


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「アロマテラピーの実践に東洋医学の知恵を融合」

この本の序文でアロマセラピーの第一人者であるロバート・ティスランド氏が著者を讃えています

ホリスティック(全体的)なアプローチを共通とした両者を結びつけ

精油別(41種類) ケース別に詳しく解説されています

アロマセラピーはもちろん 東洋医学の哲学は深淵でこの1冊だけで理解するのは困難ですが

精油たちの違った一面を知るきっかけには十分でとても読み応えがあります

それぞれのキャラクターをとらえ 相乗効果をもたらすブレンディングのヒントも多数

文面がややかたくるしい印象ですが 神話や占星学といった医療や癒しの歴史のエピソードにあふれ

興味のある方にはピタリとハマるでしょう

人類の英知の一端に触れられたようなそんな静かな満足感を生む一冊です
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by ruriirononiwa | 2013-11-29 13:22 | アロマブックレビュー | Trackback | Comments(0)

手作りの自然香水ハンドブック~アロマテラピーで香りを楽しむ~ /フレート・ヴォルナー 著


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“アロマテラピーで香りを楽しむ”とあるとおり 「香り」に主題をおいた内容です

アロマセラピー関連の書籍は 心や体への働きかけを中心にした内容が多く

ブレンドテクニックにページをさいたものは意外と少なかったりします

「自然香水を作るということは まず第一に手仕事であり 芸術です」

と著者が言っているように 香りのハーモニーをつかまえるアートとして楽しむ方法が

様々な切り口で紹介されています

精油1本1本を楽しんでいらっしゃる方でも “ブレンド”は少しハードルが高く感じられるようです

確かに気に入った香りをただ混ぜればいいというわけでもなく 

それは経験と感性がものをいう大変奥深い世界です

本書は香りにまつわる学術的な背景と 香水を作るための具体的な方法がまとめられており

エレガントな装丁と骨太な内容が魅力的な1冊です
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by ruriirononiwa | 2013-08-18 21:10 | アロマブックレビュー | Trackback | Comments(0)

日本の香り/松榮堂 監修

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アロマセラピーというと欧米から入ってきた「新しいモノ」というイメージがありますが

日本にも香りを文化にまで高めた素晴らしい歴史があります

本書は、四季折々の自然によりそって暮らしてきた先人たちの香りとのかかわり方をディープに紹介

美しい写真や、身近な香りの使い方などもあり飽きさせません

香道具は江戸時代のお姫様たちの嫁入り道具にかかせない品のひとつだったとか

香りの世界にとどまらず、日本文化の素晴らしさを垣間見れる1冊です
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by ruriirononiwa | 2013-05-01 15:20 | アロマブックレビュー | Trackback | Comments(0)

佐々木薫のアロマテラピー紀行/佐々木薫 著

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美しい写真満載のこの本は、精油たちのふるさとを知るのにうってつけの1冊

アロマ業界の草分け的存在である著者が、実際に現地に足を運び

その土地の持つ空気感も伝えてくれます


店先に並ぶ精油は、えてしてラベルで識別するだけの

無機質なものに見えてしまいがち

けれど、ふたを開け、香りを感じ、植物たちの物語を知れば

たちまち個性豊かなキャラがたちあがります!

精油に興味を持つと、世界各地の歴史や文化、自然観に触れる機会が

ぐっと増えていきます

この本のページをめくりながら、世界旅行の気分をどうぞ味わって下さいねemoticon-0158-time.gif
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by ruriirononiwa | 2013-02-24 12:48 | アロマブックレビュー | Trackback | Comments(0)

アロマテラピーの教科書/和田文緒 著

アロマセラピー関連本のご紹介

皆さまのご参考になれば幸いです



記念すべき第一弾は、「アロマセラピーの教科書」です

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“いちばん詳しくて、わかりやすい!”

のキャッチコピーそのままの盛りだくさんの内容

アロマ初心者から、プロのアロマセラピストまで、幅広く対応しています

“教科書”というタイトル通り、テキストとしての色合いが濃いので

アロマセラピーについての「??」がある方は、ぜひご一読下さいませ

一通りアロマセラピーを勉強された方には、復習用としてとても良いと思います

余談ですが、著者の和田先生は、一緒に英国にIFAの資格を取りに行った同期生

先生のアロマへの情熱の結晶であるこの本は、私にとっても感慨深い1冊ですemoticon-0152-heart.gif
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by ruriirononiwa | 2013-01-22 17:50 | アロマブックレビュー | Trackback | Comments(0)

 「丁寧に暮らす」           アロマセラピストの日々の宝物探し
by Takako Honda
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