カテゴリ:ホスピタリティー論( 4 )




ホスピタリティーとサービス

ホスピタリティーを語るとき、似たような意味合いで使われる「サービス」

飲食やホテル業を含む業界を「サービス業」ともいい、なじみのある言葉です

でも、よく見てみると、この両者は似て異なるもの

「ホスピタリティー」の語源が「手厚いもてなし」という意味のラテン語Hospitalisに対して

「サービス」は奴隷(Slave)の語源にもなっているServis

つまり、サービスは上下の関係を示し、求められるものは

正確性、迅速さ、決められた通りに行う誰にでも平等で均質なクオリティーのもの

支払った値段に対して期待通りの満足をうみます

一方、ホスピタリティーは相手の希望を汲み取り、状況に応じて対応も変化させていきます

この両者は対立軸にあるのではなく、サービスをベースにより能動的、積極的に動く在り方が

ホスピタリティーです

そして、マニュアルを超えた先には感動がうまれます


提供する商品の有形無形を問わず、「感動」はその存在理由の最たるもの

そういう意味では、あらゆる仕事はクリエイティブにつながるのかもしれませんね

ホスピタリティーを考えるとマーケティングや人生論にもひろがっていく・・・

深いです!!




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by ruriirononiwa | 2017-03-25 16:23 | ホスピタリティー論 | Trackback | Comments(0)

日本のホスピタリティー

日本のホスピタリティーは「おもてなしの心」として表現されることが多々ありますが

オリンピック招致時の「お・も・て・な・し」以来、使用頻度がグンと高まった気がします

ホスピタリティーは、各国の風習や文化と深くかかわっており、日本も例外ではありません

「おもてなしの心」 「Japanese Hospitality」は、狭い国土で培ってきた

他者を意識に入れて行動する感性とも言えます


ホスピタリティーの起源の回でご紹介したエルサレム巡礼の旅人をもてなしたように

お遍路さんに一夜の宿と食事を提供した歴史が日本にもあります

商業宿がなかった時代、洋の東西を問わず、巡礼者に対する敬意が払われたのですね

そこには、他者に援助を差し伸べたり受け止めたりする「お互いさま」の在り方が伺われます

「助けてやっている」と尊大になったりせず、「助けてもらってる」と卑屈になることもなく

天(神)や自然を敬う謙虚な態度と他者への配慮があってのことだと思います


この「もてなす側」と「もてなされる側」の対等性を文化にまで昇華したものが茶道と言えます

目をかけ、声をかけ、手をかけ、心をかける亭主のもてなしに対して

その配慮をきちんと受け取る気づきと感性を客が持つことで調和が生まれます


ホスピタリティーやおもてなしの心は、思いやりと気遣い、

そしてそれらを受け取る感謝の気持ちで成り立つ美しいコミュニケーション法なのです




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                              報国寺のお抹茶






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by ruriirononiwa | 2017-01-31 16:31 | ホスピタリティー論 | Trackback | Comments(0)

「ホスピタリティー」の起源

「ホスピタリティー」の起源について調べてみました

中世ヨーロッパのキリスト教世界で行われた聖地エルサレム巡礼の旅

今のホテルのような商業宿がなかった時代、キリスト教の僧院や教会が一夜の宿として

巡礼者をもてなしたそう

これがホスピタリティー(Hospitality)の始まりと言われており

古代ラテン語から派生した“hospitalis”(手厚いおもてなし)が“hospital”となり

「旅人をもてなす」 「病人、負傷者を看護する施設」という2つの意味を持ち

そこから「Hotel」(ホテル)と「Hospital」(病院)がうまれました

どちらも大きな意味で「疲れや不調を癒し(治し)、健康、元気を回復する場所」としての存在であり

旅人や病人といった弱者を迎える場所なのです

他にも、「ホスト」 「ホステス」などいずれも親切なもてなしや歓待、厚遇と言ったことを実行する

場所や人を表わす言葉になっています


ホテルマンとアロマセラピストを仕事にした自分にとって、この事実はとても興味深く

仕事をするうえでの原点とも言えます


人類の歴史と言葉の関係はおもしろいですね

普段何気なく使っている単語に奥行きができてとても新鮮です056.gif




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            マリー・アントワネット様の旅行用化粧箱 こちらの旅は豪華絢爛!




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by ruriirononiwa | 2017-01-21 16:10 | ホスピタリティー論 | Trackback | Comments(0)

ホスピタリティーについて考える 

「いかに心やすまる時間を過ごしていただくか」

これはわたしがサロンで実現したいことの一番のテーマです

慌ただしい日々の中で、エアポケットに入ったように普段と違う時間の流れを感じていただく

トリートメントを受けていると、寝ているような起きているような不思議な感覚が起こります

いつもはなかなか寝付けない方も、「人に触れられている」状況にも関わらず、ストンと眠りに落ちていきます

普段私たちは、視覚と聴覚をフル稼働して情報を感知する生活を送っていますが

アロマセラピートリートメントは、嗅覚と触覚を刺激する体験です

こころや体が、いつもと違う反応をするのもうなずけます



ホスピタリティーという言葉はアロマセラピストになる前から意識する言葉でした

もともと、新卒で入社したのがホテルだったので、仕事の心構えにホスピタリティーは最初から

入っていたのです

今、鎌倉商工会議所が主催する「鎌倉おもてなし講座」に参加しています

そこで、「瑠璃色の庭のおもてなしの心とは?」について考えてみたいと思います




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by ruriirononiwa | 2017-01-14 17:19 | ホスピタリティー論 | Trackback | Comments(0)

 「丁寧に暮らす」           アロマセラピストの日々の宝物探し
by Takako Honda
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