ここ2日間はとても濃い、時間の密度が上がるような時を過ごしました
その1「本を嗅ぐ会」に参加
タイトルだけですでに濃い!^ ^
本の匂いに魅了された人が集い
一押しの香りを持つ本を紹介し合うというもの
「香り」「本」とくれば、気になって仕方ないのですが
その未知の世界、切り口にちょっとドキドキ
いったいどんなマニアが集うのか…
で、結果ガチのマニアックさでした笑
みなさんが持ち寄った一押し本は
例えば半世紀前のペーパーバッグ版
「The catcher in the rye」
(ライ麦畑でつかまえて)
写真手前のカッコイイやつです
日本の文庫本で40年近く前のものもあったのですが
アメリカと日本を比べると、熟成の湿度感が違う!
と言うのが面白かった
保存状態の気候とか紙質の違いなのかな?と話したり
やはり日本ものの方が重い匂いになってました
これもすごい!
分かりづらいのですが、中央の小さな赤い本
「毛主席語録」
その時代、紅衛兵が大事にいつも持ち歩いていたであろうという品
「ずっと胸ポケットに入ってたような匂い!」
「たんすの引き出しのなかみたいな匂いがする!」
そして、真打登場
主催の樋渡さん絶賛の匂いを持つ1冊
私は未熟者ゆえ
そのすばらしさをいまひとつ感じることができませんでしたが
タイトル!!
まずそっちに目を奪われ
この「かぐや姫」こと樋渡さんが語る図に
心奪われてしまいました
その他にも、新刊と古本、出版社別(講談社、岩波、新潮社などなど)
文字多めか写真か、紙質、厚さ、そしてしおりの紐!etc
響くポイント、匂いを感じる場所
それぞれの個性がさく裂です!
本の匂いを嗅いで感じること
「参考書の匂い。学生時代を思い出す」
「心地よくていつまでも嗅いでいられる」
「寝る時側に置いていたら良く眠れそう」
そう、「香り・匂い」はそんな風に私たちをさせるもの
いつものフィールドではない、シンプルな香りの姿を再確認して
なんだか感動してしまいました
「匂いはタイムマシーンだよね」
という言葉が胸に響きます
「本と香り」
やっぱりワクワクすることができそうです!
ちなみに、私が本箱から持って行ったのがこちら
タイトル!!
遠藤周作先生の渾身の問題作
約30年前のものです
「いい感じの熟成具合!」とみなさまから
お褒めの言葉をいただきうれしかったです笑
そして、このマニアックな会にテレビ取材が入っており
近日放映予定だとか
観るのがちょっと怖い笑
大好評につき、第3回開催も決定しております
「本を嗅ぐ会No.3」イベントページ
勇者はいざ!ワールド味わってみませんか??
*****************************
「お気に入りの1冊の香りを作る」イベント案内
◆BOOK SHOP TRAVELLER 1日店主予定
・2/24(月祝)
・3/15(日)
◆2020/1/30 ~香りで語る本の世界~Vol.1
「多田尋子小説集 体温」
「アロマアナリーゼセッション」
◆星とアロマの自分観察セッション(第2回 2/19)
瑠璃色の庭 :
http://www.ruriirononiwa.net