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香りを表現する

香りを伝えるときよく使うのは「甘い」「すっきりした」「シャープな」「深い」などなど

でも、よく考えるとすべて抽象的ですし、そもそも「甘い」の基準は人それぞれ

バニラのような甘さ、お花の甘さ、果物の甘さetc

同じ言葉からイメージするものはひとりひとり違います


また、「ローズの香り」と具体的になっても

世の中にはたくさんの種類の「ローズの香り」と言われるものが存在していて

精油のローズは「なんか違う」と言われてしまいがち105.png


例えばワインの風味を表現するのに比喩や例えが多く使われ(干し草とか濡れた仔犬とか)

まるでポエム!のように聞こえますが

「良い香り」だけでは伝わらないことを、「どのように」を具体的にすることで

より正確にニュアンスを伝えようとする結果なのだと思います


そんな香りがもつニュアンスやキャラクターを使って

逆に、特定の人物や場所、風景のイメージを香りで表現することも可能です

以前参加した香水講座では、細かく設定を決めてフレグランスストーリーを作りました

そしてできたのが「革命前夜のマリーアントワネット」の香り106.png

みなさんはこのタイトルを聞いてどんな香りをイメージされますか??


アロマセラピーはセルフケアにはもちろん、

クリエイティブな表現ツールとしても大活躍なのです♪



香りを表現する_a0293118_17371023.jpg
      マリーアントワネットと言えば、やはりローズでしょう!




瑠璃色の庭
by ruriirononiwa | 2018-11-22 09:00 | うつくしい香り

 言葉×香りのアロマセラピー 「読むアロマ」


by アロマ書房 byruriirononiwa
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