先日とりあげた「ジーノの家」
どんな香りにしようかと作品を見直していて
思い出しました
10年ほど前に滞在した地中海の小さな国マルタ
その時、シチリアに日帰りで行ったなあと
その時に買ったネロリの香水
すっかり忘れていたのを久しぶりに取り出してみると
ラベルに「Zagara」の文字
シチリアを舞台にした「サボテンに恋して」のなかに
「三月になると窓を閉めていても、春が来たのがわかります。
柑橘系(ザガラ)の花が一斉に咲くから」
「オレンジの花が咲くと、体中の細胞が入れ替わるような気持ちに
なります。ああ、シチリアに生まれてよかった、と思う瞬間です」
と、ギリシャ彫刻のような美男子サルヴォが語るシーンが
この香水にはベルガモットもブレンドされているのですが
タイトルにもなっている「ジーノ」の故郷カラブリアは
ベルガモットのシェアの大半を占める特別な地域でもあります
10年ものの香りは
軽さが身上のシトラス&フローラルに
加わった深み
上品な華やかさのある
落ち着いた雰囲気の貴婦人を思わせます
(つまり最高に魅力的ということ笑)
最近よくネロリが登場しがち
これは、何かのメッセージなのかな?
いつか訪れるかもしれない
答え合わせが楽しみ
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by ruriirononiwa
| 2020-03-03 13:05
| 読むアロマ